<ゴー・ケニー! 佐藤健に会ってきました> シーズン序盤、最高に調子の悪いドギーズです。今ラダーで下から3番めくらいじゃないでしょうか。チェックする気もしないです。ドギーズについてコラムを書くモチベーションが、ものすごく下がっています。 …ということで、今回は、先週末Upway Tigersでプレー中の佐藤選手を取材すべくUpway Football Groundに行ってきました、そのお話を。 詳しくは不肖ながら執筆させていただいた記事→佐藤健インタビュー『今、やりたいことをやっているから、後悔はない』 Go豪メルボルンという情報ウェブサイトです。 まずはゲームを見たんですが、ケニー、オージーの選手の中に混じっても、まったく見劣りしません。体格も、プレーも。あまりにもチームの中に溶け込んで馴染んでいるので、よそ見してるとすぐ見失っちゃうくらいで。髪も金髪じゃなかったし。オレンジのブーツが目印でした。 この日はリザーブという野球で言うなら2軍チームでの出場。本人&コーチ曰く、シニアに怪我欠場があったのでもしかしたらケニー、シニア出場かも!? という日だったのですが、残念ながらポジションが違ったのでかなわず。ですがコーチのDain、「ケニーすばらしい」とベタ褒め。「いつか必ずシニアに出すよ」とのことでした。 シニアのゲーム、リザーブのあとでちらっと見たのですが、やっぱりまったく、レベルが違う。選手の腕の太さも、早さも、あたりの強さもフィジカルも、AFLにかなり近い、と素人目にも分かる。佐藤選手がこの中でどう活躍するのか、ぜひとも見たいです。シニア出場決まったら、ちゃんと教えてよねケニー! さて、ケニーの活躍に加えて、この日、ひとしきり感動したことがありました。 ローカルリーグって、すごい。現地に着くまでは、かなり侮ってました。「アマチュアだし、グラウンドの回りに、家族とか友人がちらほら応援に来てるぐらいだろう」と。 すいません、大間違いでした。入場料10ドル払って、「Record」みたいな小冊子をもらった時点で、自分の侮りに気がついた。 シニアのゲームともなると、こんなかんじ↓ 数百人は来てる。Upway Tigersのジャンパー着てる人がいっぱいいるのにも驚きました。毎週来てる人もたくさんいるに違いないです。 クラブハウス↓の立派さにも仰天です。中...
2013/05/11
[コラム3]
<コリドーを突破せよ。> AFLには様々な用語がありますが、グラウンドのエリアに関する用語は試合を観る上でも、実際にプレーする上でもとても便利です。 例えば「そこのエリアを埋めろ」というよりも「DFインサイド50を埋めろ」と言ったほうが分かりやすい。「インサイド50」というのはゴールから50mのエリアのことを指します。 DFインサイド50は自陣ゴールに近いエリアで、この中で相手にボールを取られるとゴールにキックされる危険があります。反対にFWインサイド50は相手ゴールの近くなのでチャンスがあればゴールを狙うエリアです。 ほかにもセンタースクエアやファットゾーン、スイートスポットなど、戦術を練る上で名前を付けておくと便利な用語がいくつかあります。 今回はその中でもとても重要と思われる「コリドー」について。コリドーとは本来の意味は廊下とか回廊という意味があるようですが、AFLではグラウンドの中央部分のエリアを指します。 ゴールからゴールを結んだ直線は「ゴール・トゥー・ゴールライン」と呼ばれ、そのラインに幅を持たせたのがこのコリドーです。コリドーを通って攻めると、最短距離で相手ゴールに行けるため、とても重要なエリアとなります。 コリドーのようなエリアは攻撃を仕掛ける際に効率が良いため、ディフェンスも警戒するエリアです。よってフリーになれるチャンスが少なく、滞空時間の長いキックを蹴ってしまうとすぐに相手ディフェンスにスポイルされてしまいます。また、タックルを受けるリスクも高いエリアです。 そこでこのコリドーを通る際はランやハンドパスをつないで素早く通り抜けるシーンが多くみられます。キックでパスをつなぐとしても低いキックで正確に素早くつないでいきます。 素早く突破しなくてはいけないエリアがコリドー。このようなイメージでしょうか? コリドーを突破できるとFWインサイド50のどこにでも展開できることになります。コリドーを使わずにグラウンドのサイド(バウンダリ―ライン沿い)から攻め込むと、遠回りになって結局はセンタリングをすることとなり、そのころには相手のディフェンダーが戻ってきてしまっているという状況が考えられます。 しかし、近年のフットボールはボールをキープしてつなぐことを重視する傾向も多くみられることから、スペースが多くあり、比較的プレッシャーの少ないバウンダリ―ライン沿いを攻める回数も増...
2013/03/19
[コラム1]
全豪オープンとドギーズの、意外な共通点♡ メルボルンは夏です。夏と言えば、この国じゃ誰もフッティーのことなぞ考えず、メルボルン・パークで棒の先に 網状のものがくっついたでっかい金魚すくいの親玉みたいなのを振り回しながら黄色いボールを追いかけ、「ハァァァァ....ハアァッッ!」とか「ヒョオォォォッッ!」とか「ァァァアオゥッ」とかの奇体な叫び声を出しながら、四角の中を走り回る人々の姿を、固唾を飲んで見つめます。フッティー選手すらフッティーのことを忘れ、「テニス」と呼ばれるこのスポーツをいそいそと観戦しにやってきます。金曜のマリーVSフェデラー戦では、元キャッツ今サンズの頭つるつるのあの方が、ガールフレンドといっしょに見にきてるところが、テレビに映し出されてましたね。ところでこの華やかな人気スポーツの祭典、この街のスポーツイヤーの最初を飾るきらびやかな大イベント、実はメルボルンにとっちゃ結構な経済的負担だというお話、皆 さんご存知? 特に施設のアップグレードに 相当なお金がかかるそうで、州政府は日本円で兆単位のお金をつぎ込まなきゃいけないのだとか。そういうこと考えると、このイベント実は 「赤字」という話も聞いたことがあります。 さて「赤字」と言えば、われらがブルドッグスです。 一族郎党ドギーズ・ファンのサイモン一家からの「ノリカ、あんた2013年もメンバーシップ、更新するんでしょうね」という文字通りの圧力に負け、来年度のメンバーシップ300ドル近くを振り込んだ数日後、ブルドックスからこんなペラ紙の入ったオフィシャル・マガジンが届きました。 BULLDOGS DEBT REDUCTION CAMPAIGN。 「DEBT REDUCTION」、つまり、「借金返済」です。 「詳しくは53ページを見てね!」ということで、ぱらっとめくってみると、 「去年とおととしで、140万ドルの借金を返したよ! みんなのおかげだよ、ありがとう!今年はもっと返したいな!」 という一文。誇らしげです。 …いや~貧乏貧乏とは聞いて いましたが、このチーム。借金があるとは。ノリカ、知りませんでした。140万ドルは返したけど、全部で借金いくらなんだろう。書いてありませんでした。 2013年。今年もドギーズの苦戦は、シーズン前から見え見えです。 弱いチーム→メンバーが増えない→スポンサーも増えない&rarr...
2013/01/28
[コラム3]
<FWの備え方> みなさんご存知のとおり、AFLのルールにはオフサイドがありません。それゆえFWはずっと待ち伏せができます。ゴール前に張り付いてボールを待ち、飛んできたボールに反応し、ボールを取って、キックしてゴール!というプレーができるのです。 「待ち伏せはずるい!」「ゴールが簡単に入る!」「前線にキックするだけの単純なゲームになる!」様々な意見がありそうなオフサイドなしのフットボール。 実際にオフサイドがないAFL。ですが、スポーツの魅力は決して失われていません。 FWとDFが常にグラウンド上の同じエリアにいるので、グラウンドの様々なエリアで競り合いや駆け引きが行われています。ボールのないところでのチャージは反則となりますが、時には肩をぶつけ合って力比べをしているシーンも見られます。 ではFWはそんな駆け引きをしながらボールを待っているだけなのでしょうか? 答えは「NO」そしてレベル高い、強いチームほど「NO!」です。 FWは年々仕事量が増えています。最近ではFWラインで相手のボールをターンオーバーしてしまおうと「FWプレス」なる戦術も生まれました。 これは相手のキックインの際に18人のプレーヤーがFWインサイド50mのエリアを順に埋めていくという戦術です。ワンキックで届く範囲をたくさんの人数でカバーし、どこにボールを蹴られても常にプレスをかけられるようにし、ターンオーバーを狙います。 そしてFWラインでターンオーバーができればゴールが近いので得点するチャンスも増える。そんな戦術も生まれるほど、FWエリアでの攻防も増えています。 もちろん、それだけではありません。FWエリアでのディフェンス能力がチームの失点を大きく減らします。FWエリアでディフェンスができなければ、ボールをリズムよくつながれてしまい、結局はDFに多大な負担がかかってしまいます。FWエリアのディフェンス能力が問われ、反対にDFエリアでのアタッキング能力が問われる。エリアに関係なく「攻め」と「守り」が激しく入れ替わり、駆け引きも生まれています。 このようにディフェンスする能力も必要になってきたFWですが、FWのプレーヤーはボールがFWのエリアにないときに何をしているか? ボールがきたときに備えて待っている。 もちろんそれも答えのひとつ。「備える」と言っても細かくポジションを変更していかにFWラインにボールをつなぎやす...
2013/01/17
[コラム1]
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